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学生時代。あの頃の私は、「ちょっと太った?」という一言で簡単に壊れた。
きっと言った本人に悪気なんてなかった。友達同士の、何気ない会話。風が通り過ぎるくらい軽い言葉。
でも、思春期真っ只中だった私は、その一言を胸の奥にしまい込んだ。
「そうなんだよ〜!食べ過ぎちゃって!」
笑って返した。笑って終わった。
…終わったはずだった。
家に帰って鏡を見る。「太った?」「可愛くない?」「醜い?」
何度問いかけても、鏡は何も答えてくれない。
ただ、漠然と。
このままじゃ誰にも愛されない。
そんな結論だけが、心の中でどんどん大きくなっていった。
それからの私は必死だった。
新作コスメを調べて。流行りの服を追いかけて。服が一番綺麗に見える体型を探して。
努力して。努力して。努力して。
ある日、ふと鏡の前で思った。
「……待って?」
「こんなに努力できる私、めっちゃ最高じゃない?」
自己暗示だったのかもしれない。
でも、あの頃の私には、その思い込みだけが自分を救ってくれた。
だから今は、かわいいねって言われたら。
「ありがとう!」
じゃなくて。
「だよね〜!こんなに頑張ってるんだもん!」
そう笑える。
だって本当に頑張ってるから。
ルッキズムって言葉をよく聞く時代。
「見た目だけじゃない。」それはきっと本当。
でも私は、私自身が納得できる私でいたい。
「ちゃんと頑張ってるんだな。」
そう思ってもらえたら、それだけで今日も頑張れる。
努力してる女の子は、かわいいに決まってる。
これは誰かに言われた言葉じゃない。
私が私にかけ続けている、おまじない。
だからね。
かわいいって言ってほしい。
スタイルいいねって言ってほしい。
また会いたいって思ってほしい。
なぎに会えてよかったって、本気で思ってほしい。
好きって言ってほしい。
…本心で。
ねえ。
ずっと、忘れないでいてくれる?
元気で、明るくて、ポジティブで。
そんなふうに見られることが多いけど、本当は案外乙女で、不安定で、めんどくさい女の子です。
でも。
そんなところまで含めて、なぎなんだ。
他の誰かじゃなくて。
私を見てほしい。
その気持ちって、不思議なくらい伝わるんだよ。
今日は少しだけ、お酒のせいで素直になりすぎちゃったみたい。
こんなポエムなぎも、好きでいてくれるよね?
……逃がさないから♡